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2022-02-10

NATOはなぜ拡大

 プーチン大統領はなんとしてもウクライナのNATO加盟を阻止したい。しかしかつてNATOに対抗するためのワルシャワ条約機構というのがあったはずだが。そんなのは1991年、とっくの昔に解散していたか。

 ではなぜそうなったのか、ポーランドと第二次世界大戦を辿ることによって見ていきたいと思います。

1 1939年8月23日 独ソ不可侵条約と秘密議定書 これによりポーランドは独ソに分割されることが決められる。

2 1939年9月1日 ドイツがポーランド進攻

3 同年9月17日 ソ連がポーランド進攻

4 1941年6月22日 ドイツが独ソ不可侵条約を破棄して対ソ進攻。

これによりイギリスはソ連と軍事同盟を締結。ロンドンのポーランド亡命政府は「ポーランドを侵略したソ連と同盟するとは何事か」と抗議するも相手にされず。

5 1943年4月 ロシア西部のカチンの森でポーランド将校約四千人の射殺死体が発見される-ポーランド捕虜虐殺事件-カチンの森事件。

6 1944年8月1日 ワルシャワ蜂起

ナチス・ドイツに占領されていたポーランドの首都ワルシャワでソ連軍がナチスを攻撃してくれるという期待から、ポーランドのレジスタンス(抵抗組織)が一斉に蜂起した。ワルシャワ郊外にいたソ連軍はレジスタンスを助けず見殺しにした。ワルシャワはナチスに破壊され二十万人もの犠牲者が出た。「ワルシャワはドイツによって物理的に破壊され、ソ連によって精神的に破壊された」。

7 ワルシャワ蜂起の失敗によってロンドンのポーランド亡命政府は連合国の支持を失い、それに代わってソ連の支持のもとポーランド共産党による暫定政府が活動を始めた。

8 1945年2月 ヤルタ会談で米英ソはポーランドをソ連の影響下に置くことを決定。ポーランド亡命政府は見捨てられた。

9 その後40数年間、ポーランドはソ連の衛星国として支配され、秘密警察による人権抑圧と貧困に苦しんだ。

10 ポーランドは現在、各地に戦争博物館を建設し、ナチスとソ連によってもたらされた悲劇を伝えている。

参考文献=江崎道朗『日本人が知らない近現代史の虚妄』



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