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2019-02-14

僭上の極み

安土城の発掘調査を進める滋賀県安土城郭調査研究所は、2000年2月に安土城本丸跡の礎石配置が内裏の清涼殿に酷似していると発表しました。

これは天皇を迎えて天下に威信を示し、さらに城内への天皇の移住まで視野に入れていたと考えられています。

実際、信長は正親町天皇の皇太子誠仁(さねひと)親王の第五皇子(第六皇子は桂離宮で有名な八条の宮智仁親王)を猶子としており、この五の宮を天皇に即位させれば信長は名目上太上天皇となり、朝廷を意のままにできる。朝廷を支配下に置こうという野心を持っていた可能性は高い。

さらに安土城の「清涼殿」の間取りが内裏の清涼殿の間取りとは東西が逆になっている点が重大な問題です。

清涼殿の間取りは古式によって厳しく定められており変更は許されない。しかし信長は儀式を行なう御帳の間を東庭に面して配されるべきところを西に配置した。

なぜか? 答えは、信長が居住する天主閣が西側にあるからである。御帳の間を古式を無視して自分の方に向けさせ、天主閣から見下ろす形にしたのであった。

このあたりの究極の僭上が身を滅ぼすもとになったのでは?



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