直通:090-3622-2422
代表:079-246-2003
8:00-18:00/日・祝休み

ブログ

2022-04-14

コソボ紛争

 2006年7月ロシアは初めて主要8か国首脳会議(G8サミット)の議長国を務めることになり、プーチンは気分が高揚していた。サミット最終日の記者会見で対米関係について訊かれ「私たちの関係は根本的に変わった。もうお互いを敵視する関係ではなくなった」と言っていた。
 プーチンは「ユーラシア経済連合」を夢見ていた。ヒト・モノ・サービスの自由な移動を認めるEUのような経済連合で、将来的にはEUと「ユーラシア経済連合」を連携させ「リスボンからウラジオストクまでの自由経済圏」を実現させたい。これはあくまで経済連合であって旧ソ連のような政治的な関係ではないとしていた。
 しかし2012年12月当時アメリカの国務長官であったヒラリー・クリントンは警戒心をあらわにした。「呼び方がどうであれこれはソビエト連邦化を目指すものであり、私たちはそれを止めなければならない」 クリントンの発言はプーチンの容認できるものではなく、2016年のアメリカ大統領選挙でロシアは陰からトランプを支援しクリントンを妨害した。
 2014年ロシアはクリミアを併合しG8から追放された。
 プーチンの論理によれば、欧米がコソボでしたことを我々がクリミアでしただけのことだ。なのにロシアだけが経済制裁を受けている。これは不公平だ。
 1999年セルビアの自治州コソボで、セルビア治安部隊がアルバニア系住民を弾圧、非人道的行為を繰り返しているのをやめさせるため、「人道的介入」としてNATOが「国連安保理の決議なしに」空爆した。コソボは2008年独立した。ロシアはセルビアを支援する立場からコソボを国家承認していない。
 2014年ロシアは、クリミアでロシア系住民がウクライナ政府から弾圧されているという理由で軍事介入し、クリミアを併合した。
 G8サミットの議長を務めた頃と大きく変わってしまった。
 



兵庫県姫路市の造園工事なら株式会社植活造園にお任せ下さい。


会社名:株式会社植活造園

住所:〒672-8003 兵庫県姫路市奥山316

TEL:079-246-2003 
FAX:079-245-3391

営業時間:8:00~18:00 定休日:日曜日、祝日

対応エリア:姫路市を中心に兵庫県一円

業務内容:造園・剪定・エクステリア、外構・害虫駆除、消毒、施肥・年間管理