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ブログ

2018-03-23

姫路市で街路樹枝落とし

街路樹の通行支障枝切除作業しました

2018-03-03

景石据付け

以前施工した石組の背景に遠山石が欲しいと思い、景石据付けました

2018-02-22

ブリューゲル 補足

ブリューゲルに関して特に大きい発見があったわけではありませんが、少しだけ付け足したいと思い投稿します。

ブリューゲルに冬景色の傑作が多いことの背景には、当時16世紀が地球の気候上小氷期であった、特に1564年から65年にかけて大寒波が来ていたということがありました。

ブリューゲルの絵画のなかでは冬景色が比較的純粋に風景を楽しめるのですが、そういう作品はむしろ少なく、ことわざであったり子供の遊びあったり、人物の表情が豊かでその意味の読み取りを主眼とした作品が大半です。当時のキリスト教的な価値観を反映した啓蒙的な役割も果たしているように思います。

茂木健一郎氏によると絵画は脳機能を高める栄養みたいなもの、美しい絵やいい絵を見ると気分が上がるとのことです。

2018-02-15

姫路市でクロマツ剪定

クロマツ剪定の作業前と作業後

2018-02-11

知恩院友禅苑 

京都で開催されているゴッホ展に行き、ごった返す人の中ろくに絵を見られなかったのは仕方ありませんが、それにしてもゴッホの人気はすごいと今さらながら思い知らされました。

ゴッホを好きな人が多いということは、ゴッホはいまだに人々の心の中に生きているということで、ゴッホにとって幸福な時代が続いているということでしょう。誰もゴッホはもう古いなどとは言わないでしょう。

しかしゴッホ全盛期の作品は今から130年も前のものなのですから、十分古いはずです。しかし人々はゴッホの作品に熱心に見入っています。

それにひきかえ日本庭園はどうか?日本庭園といえば松と苔と白川砂と石組、だいたい同じだからもうわかったけっこう。こういう捉え方しかされてないように思われるのは大変残念なところです。

ゴッホの作品に現代人にも通用する普遍的な美があるなら、同じく日本庭園にも永遠の普遍的な美はあると思います。それを型にはまった、もう見飽きたものとして見捨ててしまうか、そこからなお現代にも生きる美や知恵や工夫を汲み取ろうとするか、の違いだと思います。

ゴッホ展の近所の知恩院友禅苑に、枯れ池の此岸と中島、中島と彼岸をそれぞれ石橋でつないでいるところがあるのですが、此岸にある黒松の剪定が濃いので肝心なところが見にくくなってはいますが、こういう日本庭園伝統の様式は大変美しくまさに普遍的な様式美ではないかと思います。

2018-01-13

雪中の狩人

前々回の続き ブリューゲルについて記します。

ブリューゲルの冬景色の最高傑作とされる雪中の狩人。

雪の白と狩人と猟犬の黒の対比が鮮やかですが、よく見ると捕らえた獲物は狐一匹のようです。これは領主の狩りの手伝いをさせられたために自分たちの分は少ないということのようです。

この絵でも氷上の遊びが描かれていますが、スケート ホッケー そしてカーリングまでやっています。

看板の外れかけた居酒屋の前で火を焚いているのが見えますが、これはソーセージを作るために豚の解体をする その前に 豚の毛焼き をしているところだそうです。

そして遠景に目をやると険しい雪山が見えます。これはブリューゲルがアルプス旅行をした時感動したアルプスの岩山を取り入れたとされています。このあたりは日本庭園でいうところの遠山石と共通するものがあるのかもしれません。

2018-01-11

クロマツ剪定

姫路市でクロマツ剪定しました

直幹ですがすっきりまとまったので載せます

四尺の雪見灯籠

2018-01-08

鳥罠のある冬景色の補足

前回 スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色 が17世紀の作であるとしましたが、

その後調べたところ ピーテルブリューゲルは1569年に死去しており、その息子にピーテルブリューゲル2世とヤンブリューゲルがおり、

ピーテルブリューゲル2世の工房で最も多くコピーを量産したのが 鳥罠のある冬景色であったというのが真相のようです。現存作品に限っても48点もあるという。

コピーのおかげで今日われわれが観賞できるともいえるし、この冬景色が大変人気が高かったということのようです。

2018-01-04

新年明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。
先日エルミタージュ美術館展に行きエカテリーナ2世の収蔵美術品、ルネサンスからバロック、ロココへと至る、これまであまり興味を持ったことのない時代の絵画85作品を見せていただきました。

やっぱりキリスト教文化にあまりなじみがないので、受胎告知や洗礼者聖ヨハネ、聖母子像とかいわれてもピンと来ないなぁという感じはどうしてもあります。

しかしそんな中に、スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色、これは17世紀初めの作品だそうですが、そこに描かれた樹にとまる鳥やスケートに興じる人たちの姿を見るとほっこりした気持ちになりました。

その他、林檎の木の下の聖母子も独特の様式美でその世界に引き込まれました。

そして展覧会全体を振り返ったとき自分がなににほっとして癒されたのか考えると、やはり自然の風景とりわけ樹木の存在が大きいことに気がつきました。

人物の場合はその行為や表情から意味を読み取ろうとする、キリスト教文化が表現された場合はなおさらです。

しかし樹の場合はそういう煩わしい意味の読み解きがかなり少ない。

樹が主役である絵はこの時代にはまだまだ少ないのですが、背景にあるだけでも樹があると癒されるわぁというのが今回の感想です。

2017-12-27

年末年始の予定です。

年末の営業予定は28日までとなり、年始は9日から営業開始の予定です。

こちらはあくまでも予定ですので、事態に柔軟にご対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。

姫路で造園、外構工事なら株式会社植活造園へ。

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